流行に敏感で時代を先取る若手世代の妹と
久しぶりに会ったときのこと。
待ち合わせは都内のオシャレなカフェ、スターバックスコーヒー。
最近は日本離れしたカフェが多く存在しているが、私が20代前半に頃には
そのようなカフェは数店位だったように記憶している。
私がそのような話を持ちかけると、妹から意外な反応が返ってきた。
「マイクロ・ブリュー・コーヒーじゃないけどね」と。
様々なドリンクメニューを揃え、味も申し分ないのだが、
どうやら最近の若者は「マイクロ・ブリュー・コーヒー」に心動かされているようだ。
一杯ずつ丁寧にいれられた高級感のあるコーヒーのことを指すようだが、
私が幼少時代によく連れて行かれたコーヒー店は、店主がこだわりをもって、
一杯ずつ丁寧に入れていた記憶しかない。
もしやそれを「マイクロ・ブリュー・コーヒー」と言うのだろうか。
女性のファッションにしても、メイク方法にしても思うが、
時代は巡りまた来るものだなあ。
流行や客足に左右されず、何十年も変わらぬスタイルを貫き営業をしていくことは
想像すら困難なほど難しいことであるが、時代が巡りまた来ることもあるのだろう。
(もちろん、全部が全部ではないけれど)
「初志貫徹」私はこの言葉がすきだ。